前回の記事にも記載の通り、 唐突にキーボードがどうしても欲しくなり静電容量無接点方式のキーボードなのに安いと話題になっていた「NiZ atom66」を衝動買いしてしまいました。
今までキーボードは安物しか使ったことがなかったので、 初の高級キーボードです。
早速届いたのでレビューしてみたいと思います。
静電容量無接点方式キーボードとは
検索で来られた方はご存知の方も多いとは思いますが一応ざっくり説明しておきますと …すごい押し心地のいいキーボードです(語彙力)。
身近な例でいうとセブンイレブンのATMの暗証番号入力に使われていると説明するのが一番伝わりやすいかと思います。
すごい打ちやすくてスコスコする感じ。
あの押し心地の良さ、なんだろうと思って調べたらかの有名なreal force、HHKBだと知り、これが噂の静電容量無接点式か…!と俄然ほしくなりました。
しかし…キーボード必要か?という自問自答
たしかに、評判通りMacBook Proの新キーボードの打ち心地はあまりいいとは言えません。
かなりペタペタした打ち心地な上、押せる深さも相当浅いため、底まで押してしまう感じがあり、少し指?腕?が疲れるような感覚があります。
購入時はそのうち慣れるかなぁなどと思ったり、優しく打つように心がけたりしてたのですがどうにも感覚は変わらず、古いMagic keyboardを引っ張りだして使う始末。
※当時は違う名前だったやつかも。
ただそのキーボードはJIS配置のため、MacBook ProのUSキーボードとうまく共存させられず、記号の位置が違ったりしてめんどくさいんですよね…。
押し心地とカシャカシャいう感じ、好きなんですが。。
一方で、有名な上記2機種は2〜3万円はする高級品。おいそれと買えるようなシロモノではないわけです。
しかしこの静電容量無接点方式キーボード自体、(たぶん)この2機種しかなく、手が届きませんでした。
いっそのこと廉価版のHHKBに手を出してしまおうかと迷い出す始末。。
※廉価版は静電容量無接点方式ではありません。
さらにいうと、どちらかというとフルキーボード(テンキーまで付いてるやつ)がほしかったというのもあります。
MacBook等ノートパソコンでは一般的に省かれているテンキー。
数字を打つのはテンキーの方で慣れてしまっていたので、ノートパソコンで数字を打つのは苦手だったのもありRealforceのフルキーボードか…?しかしさらに高くなる…と行ったり来たり。
一年のうちに数回はほしい→いや買えない、の波が寄せては返す状態でした。
そんな折。
安いのがあると話題になっているのを偶然見かける。
寄せては返す物欲に再度そそのかされ、HHKBかRealforce、どっちでもいいから安いバージョン出てないかなーなどと検索していると、偶然、別メーカーから安いのが出ているというのを発見します。
それが冒頭のNiZシリーズ。
atom66は数字の通りキー数が66で、他にもFキーがついていたりするのもあったりして、plum75、plum84、plum87、plum108等細かく分かれています。atom68なんかもあったりするみたいですね。
ただ、他と比較して安いとはいえ、15,000円前後はします。
※発売当初は13,000円くらいのシリーズもあったみたい?で、特に話題になっていたようですね…。
購入の決め手
・憧れの静電容量無接点式キーボードが少し安く買える
・評判もそこそこ悪くない(リアフォ、HHKBに比べると少し安っぽいなんて評価もありますが、打ち心地が良ければいいかなと)
・Mac用のキー配置に変更できる(プログラム的にも、物理的にも)
・MacBook Pro本体と同様USキー配列
などなど、個人的にプラスな点ばかりでしたが、最後の決め手となったのは、
・USB接続とBluetooth接続に使い分けられる
・なおかつ、Bluetooth接続は3箇所記憶できる
というのが一番大きなポイントになりました。
HHKBとかだと、USBだとUSBのみ、BluetoothだとBluetoothのみの製品になってしまうので、使い分けたかったら2機種必要になってしまうんですよね。
それが一個でどちらもできて、なおかつBluetooth3箇所。
MacBookとiPadとiPhoneに使い分けられるやん!となり、後先考えずポチってしまいました。
実際に届いた
Amazonで注文したところ、翌日の午前中には届くという超速配送。
ワクテカしながら待ちました。
早く届くっていいよね…。
早速開封。
到着時の姿。
ちなみにメーカー名、AKEEYOという表記とLANCERTECHという表記とNiZというメーカー名があってややこしい。
偽物じゃないよね・・・?
NiZがメーカー名で、AKEEYOとLANCERTECHは輸入会社とかなのかな・・・?
箱から出した状態!コンパクトながらきちんとプチプチに包まれています。
本体お目見え!特に派手さはないシンプルなキーボードですね。
ぼくは静電容量無接点式がほしかったのでガワは気になりませんが、個性を出したい方はcherry軸のキートップを購入すれば自由にカスタマイズできるそうですよ?
別角度から。キー数が少ない分は、Fnキーとの組み合わせで解決しています。
例えば数字の「8」キーは、左Fnと同時押しはF8キーの動作をしますが、右Fnキーとの同時押しだとBluetoothの登録1個目との接続を試みます。
付属品類。充電用兼、有線接続用USB-A→USB-Cのケーブルと、交換用キートップ、キートップ交換用の器具、キータッチの重み調整用バネ。
初期セットではWindows用のキーになっていますが、交換可能。
Mac用キー。若干のバリ?がありますね。この辺が安物で成型が甘いとかレビューされる所以でしょうか。さほど気になりませんね。
ちなみにこのときcommandキーが左右で微妙に違っていたことに初めて気づきました…(マークの位置が左右で違う)。
キートップは付属の器具で引っ掛けて引っ張るだけ&押し込むだけなので簡単でした。初心者でも安心。
実際触った感想
噂の通り、押し心地すごいよくて満足しています。
キーボードを打つのが楽しくなるとは思わなかった。
押し心地が良いだけでなく、打鍵音も「コトコト」という感じで耳触りがいいです。
また、想定の通りBluetooth複数接続は便利。
ただ便利ではあるものの、これはそのうちそんなに使わなくなりそうですね。。
自宅でリビングにパソコンとキーボード持っていくのはめんどくさいってときにiPadとキーボードだけで快適に打てるのはよいのですが、そんな必要がありそうなケースは少なそうです。
ただ有線無線を切り替えられるのはいざというとき便利かなと思います。
押し心地は本当に軽く、少し押しただけでも反応し、押し始めると奥まで押しても力も弱くて済むため、会社で配布されているキーボードの押し心地が重く感じてしまうというデメリットもなくはないです。。
ほかにデメリットで言えば、右シフトキーが上矢印と共用なんですよね。
単体で押すと上矢印の入力になってしまい、大文字や記号を入力する際につい押してしまってカーソルが移動してしまったりします。
思いの外ぼくは左シフトは使わず右シフトばかり使っていたんだなということに気づきました。
まぁこの辺もキー編集で変えようと思ったら変えられるというのは強みかなと思います。
ぼくと同じように良いキーボードを安く買いたい!という方には是非おすすめしたいです。
噂ではいろいろなキーボードを買い漁ってしまうキーボード沼とやらがあるそうなのでその契機にならないかだけが心配です。
何にせよ、ついにMacBook Proのペタペタした打ち心地から開放されました。
改良されてるとはいえ、このバタフライキーボード、やっぱり違和感が強いんですよねぇ。。
昔のカシャカシャなるキーボードは好きだったんですけど、このバタフライキーボードに移行していく方針みたいだし仕方ないでしょうね。。
一回移行したら失敗とは認めないでしょうし。。
・・・ん?
・・・えっ?
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